健康志向が高まりフィットネス、筋トレブームがまだまだ続いています。
ダイエットや体を引き締めたい方は多く「何から始めていいかわからない」「とりあえず安くて簡単に始められる器具はないかな」と考えている方も多いでしょう。
私もそのうちの1人で、自宅の筋トレ器具も増えてきました。ジムにはほとんど行かずに自宅でコツコツトレーニングをしています。
本記事では実際に使ってみて良かった筋トレ器具を体験談からおすすめしていきます。「安く済ませたい」ということは自宅でのトレーニングが目的。
そんな方にまず、おすすめしたい安い器具は「アブローラー」と「ヨガマット(厚さ10mm以上)」です。特に女性の方は腹筋やお尻のトレーニングが多くなりますので、ヨガマットは必要不可欠です。
- 筋トレ初心者さん向けの器具を紹介
- コスパが良くて効く物
自宅でちょっとした器具を揃えるだけでも、そこそこの筋肉は付きます。初心者の頃使っていた器具と効果のあった物をお勧めしていきますので参考にしてください。筋トレ経験からハズレは無しです。
もくじ
安い筋トレ器具から始めよう【おすすめ7選】
器具 | 価格帯 | おすすめ度 |
アブローラー | 1000〜5000円 | ★★★★★ |
プッシュアップバー | 1000〜5000円 | ★★ |
ヨガマット | 1000〜7000円 | ★★★★ |
懸垂バー | 8000〜30000円 | ★★★★★ |
ディップススタンド | 4000〜10000円 | ★★★ |
可変式ダンベル | 3000〜70000円 | ★★★★★ |
インクラインベンチ | 6000〜50000円 | ★★★★ |
前半では安いものを、後半になるにつれて価格がちょっと上がっていきます。激安なものばかりじゃなくてすいません。
鍛えれる部位もそれぞれ違うので全部揃えても良いくらいです。まずは安くて手に入れやすいアブローラーから紹介です。
【腹筋】に効くアブローラー
価格 | 1000〜5000円 |
おすすめ度 | ★★★★★ |
腹筋を割りたいなら絶対に必要な器具。私のお腹も90%ぐらいはアブローラーのおかげ。詳しいトレーニング方法は痩せ型が腹筋を割る方法で解説しています。
アブローラーのメリット、デメリットをご紹介。
メリット
- 安い(1,000円台から)
- 効く
- 腹筋割れる
- 隙間時間にできる
デメリット
- 脇腹に効かない
- 割れるまで根気良く続けないとダメ
- フォームによって効きが悪い
- 脂肪を落とすのは別の話
簡単、お手軽、安く始めることができるのが最大の魅力です。こんなに安くて効く道具はないと思っています。ただ、難点は腹筋が割れる前に断念する人が多いこと。
お腹周りについた脂肪を落とそうとして購入する人が多いのですが、それは勘違いです。脂肪は食事制限で落としましょう。効果のあるアブローラーの使い方は別記事で解説しています。
アブローラーの選び方なんですが、転がればなんでもOK。あえて言うなら以下の3つです。
選び方のポイント
- ローラーの幅が広いもの
- バネなどのサポートがついてないもの
- 女性はバネありサポートがあったほうがいいかも
幅が広いと安定しますし、サポートが付いていてはトレーニングの負荷が減りますので男性ならサポート無しにしましょう。
繰り返しですがシックスパックを目指しているならアブローラーは必須。
プロのボディービルダーも使っているくらいで、腹筋が割れている人はまず間違いなくアブローラーは持っています。
筋トレ初心者さん必須の器具。安い物なら1000円程度で購入できるので即買いしましょう。
【大胸筋】に効くプッシュアップバー
価格 | 1000〜5000円 |
おすすめ度 | ★★ |
ダンベルとベンチ、懸垂バーがあればいらない器具なので★は2つにしてあります。ただ、値段の割には効果が高いので2番目の紹介となっています。
床で腕立て伏せをするより数倍大胸筋に効きます。
プッシュアップバーがおすすめな理由
- 普通の腕立て伏せより効く
- 大胸筋の収縮幅が増える
- 安い
胸の筋肉を大きくする動き、「開いて縮む」ストレッチ幅を大きくする事ができる優れもの。ベンチプレスやダンベルで胸のトレーニングができる人には必要ないです。
プッシュアップバーなし
プッシュアップバーあり
懸垂器具で代用していますが、幅や位置が固定されているので出来れば購入したほうがいいです。ダンベルやベンチを購入予定の方は必要ありませんが、腕立てすら初心者の方は使ってみたら胸が伸びる感覚が味わえます。
通常の腕立て伏せより深く沈み込めるので大胸筋が伸びます。伸び縮みの幅が広いほど大胸筋に効くのです。
腕立て伏せがうまくできない人は腕立てが胸筋に効かない理由で解説していますので参考にどうぞ。
最近では回転式のプッシュアップバーも人気が高いです。普通のプッシュアップバーは1,000円程度で買えるから腕立てで胸板を大きくしたいなら買い。
自重トレにヨガマット
価格 | 1000〜7000円 |
おすすめ度 | ★★★★ |
初心者さんは自重トレーニングをすることが多いと思いますのでヨガマットはあった方が良いです。フローリングでトレーニングしていると痛くなりますよね。
体にも優しいので特に女性にはおすすめしたいです。
ヨガマットの良いところ
- プランクなどのトレ時は肘が痛くない
- 厚み10mm以上がおすすめ
- ダンベルなどの器具も置ける
- 床を傷めない
ヨガや体幹トレーニングなどなんでも使えます。バービーする時なんかはジャンプの振動や音も軽減してくれます。薄い物でも良いですが、筋トレをする人は動きが激しいので厚いヨガマットに越したことはありません。
トレーニー界隈では厚さ15mm、幅も90cm、長さ185cmあるヨガマットが人気。多くのユーチューバーやジムでも愛用されています。
【背筋】に効く懸垂バー
価格 | 8000〜30000円 |
おすすめ度 | ★★★★★ |
自宅で背中を鍛えるなら懸垂しかないので、おすすめ度は★5。筋トレ初心者さんにとって懸垂は腕を鍛えるためと思っている人も多いです。
ですが懸垂は背中を鍛えます。背中を鍛えるには懸垂が1番効くというデータも発表されていますので、広い背中を作りたい方には必需品です。安いものだと8,000円程度からありますので検討しましょう。
懸垂バーがいい理由
- 背中が鍛えれる
- 腕も鍛えれる
- 逆三角形になれる
- 物干し竿にも使える
使い方によっては足上げで腹筋なども鍛えれるので最強の筋トレ器具です。
懸垂バーのデメリット
- サイズが大きいので場所を取る
- ちょっと値段が高い
今まで紹介してきた器具に比べるとちょっと価格が高いです。サイズも大きいので狭い部屋には置けないのがデメリット。
自宅で背中を鍛えるのは本当に難しいので懸垂バーがあると重宝します。懸垂の詳しいやり方は懸垂で鍛えられる筋肉とやり方のコツで紹介しています。
【自重トレ】ディップススタンド
自重トレーニングをガチでやっている人なら所持率が高いディップススタンド。自宅にあると便利。
ディップススタンドがおすすめな理由
- プッシュアップバーの代わりにもなる
- 持っているとガチ勢感が増す
- 筋トレバリエーションが豊富
懸垂バーのようにサイズが大きく無いので、横に倒してプッシュアップバーのように使ったり、ぶら下がったりして背中を鍛えることも可能。
バーを分解することでロースタイル、ハイスタイルなど高さ調整することができるものもあるので筋トレバリエーションが本当に豊富。
ぶら下りながら足をまっすぐに伸ばす「フロントレバー」や腕立ての状態から足を宙に上げる「プランシェ」など自重トレーニングを極めて、体操選手クラスになりたい人にもいいでしょう。
↑コチラはプッシュアップバーを使っていますがディップススタンドでも同じような使い方が出来ます。
私もまだ出来ていないのでトレーニングを積んでいます。もし購入するなら上記の技を最終目的にしてトレーニングしてほしい。
ワンタッチの可変式ダンベル
価格 | 3000〜70000円 |
おすすめ度 | ★★★★★ |
可変式ダンベルは安くなくてすいません。ただどうしても紹介しておきたいと思ったので解説。上の写真のようなブロックタイプだと重りの調整が小刻み、膝の上に乗せれたりします。
トレーニングをしていくと負荷が足りなくなってどんどん重いダンベルが必要になってくるので最初から20kg程度の可変式をおすすめします。
可変式ダンベルの良さ
- 一瞬で重さを調節できる
- ドロップセット(重さを徐々に下げて限界まで追い込むトレーニング)がやりやすい
- ある程度重量があるのでマッチョになっても使える
上記の理由から普通のダンベルを辞めました。なのでこれからダンベルの購入を検討している人は可変式にしちゃいましょう。
最初はこんな感じのネジタイプの可変式ダンベルを使っていたのですが重りの付け替えが面倒。
結局ワンタッチで重量を変えれるダンベルを購入。おすすめは重さ20kg以上で3kg毎の調整ができるものが良いです。
「ちょっとキツかったら3kg下げる、足りなかったら3kg上げる」ができるので重宝しています。
重量の変更もレバーを動かすだけなので簡単すぎる。普通のダンベルの購入を検討しているなら可変式を持っていた方が後々後悔しないです。
インクラインベンチ
価格 | 5000〜50000円 |
おすすめ度 | ★★★★ |
ダンベル持っている人におすすめなのがインクラインベンチ。
インクラインベンチの良さ
- 平になるので普通のベンチとしても使える
- トレーニングの幅が広がる
- 背中、腕、肩なども鍛えれる
- ダンベルとセットで高負荷、筋肥大
ダンベルとセットでの購入もありですね。こんな感じでダンベルプレスができたり
角度をつけると胸の上部をねらったインクラインダンベルフライもできちゃいます。
またまた腕や
背中も鍛えることができます。
パジャマで失礼しました。ベンチを使ったトレーニングはまだまだあります。
インクラインベンチを買うとトレーニングの幅がかなり広がるので「体をデカくしたい」と思っている人には試してもらいたい。
↑上の写真のようにおすすめは下が頑丈にできてるベンチ。
たまに高重量を扱うトレーニーのベンチが壊れているのを見かけるのでとにかく頑丈なものを選ぶと良いですよ。
筋トレ器具をより効果的に
ここからは筋トレをより良くするための器具というより用品を紹介していきます。紹介するのは2つです。
- 厚めのヨガマット
- プロテイン
ぶっちゃけこの2つは筋トレに欠かせないと思っています。ヨガマットに関しては先ほど紹介させてもらった15mmのものが良いです、
プロテイン
最後は器具ではなくてプロテインの紹介。筋トレをしても食事が疎かになると筋肉は大きくなっていきません。
筋肉を増やすには再生を助けるタンパク質の摂取が肝心。タンパク質の豊富な鳥のササミ、胸肉などを食べることができればいいのですが、時間がなくて食事管理が苦手な人には難しいでしょう。
プロテインは筋肉の元となるタンパク質をパウダー状にしたサプリメントなので、料理の手間を省いて効率よく筋肉の再生を助けてくれる優れものです。
せっかくトレーニングするんだから、やった分だけタンパク質を補給して、筋肉を効率よく増やしていきましょう。
プロテインのメリットをザックリ解説
- 筋肉を大きくする為のタンパク質が豊富
- 筋肉痛が和らぐ成分を配合している商品が多い
- 筋肉の再生を助ける成分が豊富
気になる方は、おすすめのプロテインはを別の記事で紹介していますので参考にしてください。
【プロテインを選べない人へ】ホエイプロテインランキング【5選】安い筋トレ器具【まとめ】
初心者さん向けにコスパの良い筋トレ器具を紹介してきました。最後におさらいです。
安くて効く筋トレ器具
- アブローラー
- プッシュアップバー
- 懸垂バー
- ディップススタンド
- 可変式ダンベル
- 厚めのヨガマット
- プロテイン
個人的にお勧めなのが懸垂バーとアブローラーです。懸垂バーはちょっと値段が高いですが自重トレーニングをしていくならコレ2つで完結するかもしれません。
使い方によってトレーニングメニューが超豊富になるので良きです。
プロテインは食材の価格高騰により価格も上がっていますが、セールを頻繁にやっているマイプロテインなら少し安く買えるでしょう。
日本製で味がいいものを選ぶならビーレジェンドやVALXがそこまで値段も高くないのでおすすめです。
器具を使って楽しい筋トレライフを送りましょう!器具があるとモチベーションがかわりますよ。
ではでは・・・
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