オートミールは美味しくないけど頑張って食べてる人も多いと思います。しかも水分を含むと粘りが出てネバネバ。
苦手な人にはとてもじゃないけど食べれません。
本記事の内容
- オートミールの粘りを取る方法
- 粘りの原因
- 湯煎のデメリット
こんな内容になっていますが最初に言っておくと
オーロミールの粘りを取る方法は湯煎するだけです
めっちゃ簡単ですよね。オートミールのネバネバに悩んで挫折しそうな人は是非試してみてください。
詳しいやり方と湯煎によるデメリット、粘りの出る原因も解説していきます。
もくじ
オートミールの粘りを取る方法は湯煎
「鍋でグツグツ煮るのかよ〜」と思ったら大間違いで、ただお湯を沸かすだけで良いですよ。
- オートミールにお湯を入れて混ぜ混ぜ
- 粘りと臭みが取れる
- 本当にサラッと食べれるようになる
実際にやっていきます。
オートミールにお湯に入れて混ぜ混ぜ
2回湯煎するので、まずはT-falでお湯を多めに沸かします。私はほぼ満タンで沸かしてしまいます。
お湯を沸かすのはヤカンでも鍋でもなんでもOK。
あとはヨーグルトに入れるなり、お茶漬けにしたり、色々とアレンジしてください。
「ネバネバの粘り気」はほとんどなくなるので白米を食べるかのごとくサラサラと食べられます。
あと日常的にT-falは必須となってきますので持っていない方は買っちゃいましょう。
T-falは1度買ってしまえば10年とか使える代物なのでオートミールをやめたとしても便利ですよ。
穀物っぽい臭みも取れる
オートミールって独特の臭みがありますよね。穀物特有の臭みというか例えるなら「ダンボール」みたいな「コンソメの素」みたいなニオイ。
調理前に湯煎することによってこの臭みもなくなります。
- お茶漬けも美味しい
- 出汁の風味が失われない
煮込み系のアレンジは出汁の風味や味がオートミールのネバネバと臭みによって変わってしまいます。ですが一度お湯にさらすと風味が失われません。
お湯で洗ってからの方が粘り気や臭みが取れて味付けの邪魔をしないので美味しく食べられます。
【デメリット】茹でると栄養素が落ちる
野菜や穀物、食べ物全般に言えることですが茹でると栄養素は変化してしまいます。
オートミールも湯でると栄養素が減少。
- 水溶性食物繊維
- 水溶性ビタミン(ビタミンC、ビタミンB1、ビタミンB2)
野菜の栄養:KAGOME
オートミールに含まれる上記の栄養素は「水溶性」という名の通り水や熱に弱い性質のため湯煎などをすると流れ出てしましいます。
すべての栄養素が抜けるわけではないので
茹でると栄養素は落ちるかもしれませんがビタミンとかってフルーツ、野菜のほうが摂取できますのでオートミールにフルーツ乗せれば問題ないかなと。
オーバーナイトオーツのように一晩寝かせて食べるもの以外は基本加熱しますよね。
- レンジでチン
- 鍋で煮込み
- ミルク煮込み
などなどオートミールはそもそも加熱するレシピが多いです。
オートミールの粘りの原因
そもそもオートミールってなぜ粘り気が出てしまうのか原因を調べてみました。
- 水溶性食物繊維
- デンプン
オートミールは食物繊維が豊富ですがその「食物繊維とデンプンによる粘り気」が原因になります。
水溶性食物繊維
オートミールに含まれる水溶性食物繊維の代表といえばこんな食材があります。
- 昆布、わかめ
- イモ類
- 大豆、大麦
- こんにゃく
オートミールの食物繊維:ベジウェル
オートミールは麦などのジャンルに分類されます。
水溶性食物繊維は食材を見ても分かる通りで、粘り気があるものが多くオートミールの粘りが出るのもうなずけます。
デンプン
オートミールには穀物やイモ類に多く含まれるレジスタントスターチと言われれる難消化性デンプンを多く含んでいます。
デンプンを含んだ芋などの食材は粘り気がありますよね。
- デンプンは加熱すると粘り気が出る
- 冷却するとゲル状になる
でん粉の特性:農畜産業振興機構
上記のような性質を持っていますので加熱すると食物繊維やでん粉の粘り気が出てくるわけです。
オートミールを湯煎するということは流れ出たでん粉や食物繊維を洗い流す事に。
オートミールの粘りを取るとウマくなるレシピ
温かいレシピはネバネバがなくなるので粘りが嫌いな人にとっては基本的に美味しくなります。
- 煮込む系
- ミルク粥
- お茶漬け
- ヨーグルト
粘りが苦手な人向けに記事を書いていますのでネバネバが好きな人にはおすすめしません。
お汁、スープ
「とろみのあるスープは飲みたくない・・・」という人は一度オートミールをお湯に晒してからスープなどに入れていきましょう。
- コーンスープ
- ミネストローネリゾット
- 鶏団子スープ
- インスタントスープ
普通にご飯として作ったスープやインスタントスープに湯煎したオートミールを入れるだけでOK。
湯煎しないオートミールを入れるとスープの粘りや香りが変わってしまいます。
ですが一度オートミールをお湯にさらすだけで美味しいスープそのままの味わいを楽しむことができます。
ミルク粥
ミルク粥もオートミールのアレンジとしては定番ですよね。
ミルク粥に使う食材
- オートミール 30g
- 牛乳 250cc
- シナモン
- 砂糖またはハチミツ
- 冷凍ベリー、りんご、フルーツ、バナナなど・・・
1分程レンチンしてハチミツやフルーツをトッピングするだけなので簡単ですよね。
鶏ガラスープやコンソメを入れて鶏肉やブロッコリーを入れるとガラッとリゾット風に変える事もできます。
お茶漬け
オートミール茶漬けは定番中の定番メニュー。
私が最初にオートミールでお茶漬けを作ったときは「こんなドロドロの臭いお茶漬け食えるかよ・・・」と思ってました。
お茶漬けってサッパリと食べたいですよね。
- 自作のお茶漬け
- 永谷園のお茶漬け
一度湯煎しておけばどんなお茶漬けも白米と変わらない美味しさでいただけます。
ネットにもたくさんのレシピがありますが毎回探すのは面倒なのでキッチンに一冊レシピ本を置いておくのも良いですよ。
バカ売れしているレシピ本はこれ
オートミールはどうせ煮るなら1回湯煎しよう
オートミールは煮たりレンチンするのがオーソドックスな食べ方なのでネバネバが苦手な人は1回お湯にさらしてから美味しくいただきましょう。
- 食べる前に湯煎しよう
- ポットやT-falのお湯で混ぜるだけ
- 1回お湯にさらすだけでも粘りがほとんど無くなる
- 栄養素は若干落ちる
- フルーツや野菜で栄養素を補えばOK
栄養価を気にするなら湯煎はおすすめできませんが、粘りに耐えながら食べてるよりよっぽど良いです。
栄養面に関してはオートミールの量を増やしたり、トッピングでまかなえると思いますので是非一度試していただけたらと思います。
トレーニングしている人はプロテインと混ぜ合わせれば抜群の美味しさになりますのでお試しあれ。
オートミールの在庫が少ない方は是非。ではでは・・・