「体重を増やす」「バルクアップ」に効果的と言われているウエイトゲイナー。興味はあるけどプロテインだけで体重増やすとか「無理あるでしょ」と感じている方も多いでしょう。
本記事では実際に体重を増やした経験からウエイトゲイナーの効果と効果的な飲み方についてお話ししていきます。
本記事の内容
- ウエイトゲイナーには効果があるのか
- 太る、筋肉がつく、体重が増える理由
- ウエイトゲイナーの効果的な飲み方
トレーニング歴4年、体重57kg→65kgまで増量。プロテインマイスターまで取得した経験からお話ししていきます。
まず、最初にお伝えしますがウエイトゲイナーは体重を増やしたり筋肉をつけるのに効果はあります。それは、うまく活用すればの話。
ウエイトゲイナーの効果や体重や筋肉を増やす飲み方について解説していきますので、あなたのトレーニングにお役立てください。
記事前半ではウエイトゲイナーの効果についてお話し、後半では効果的な飲み方についてみていきましょう。
もくじ
ウエイトゲイナーの効果
ウエイトゲイナーはバルクアップ(筋肉量、体重を増やす)目的で作られた糖質とタンパク質が豊富に含まれたプロテインの一種。
ですのでトレーニングをしながら体を大きくしていく手助けをしてくれます。ウエイトゲイナーを飲むことによってどんな効果があるのか詳しくみていきましょう。
- 体重を増やす効果
- 太る効果
- 筋肉を増やす効果
上記の順でウエイトゲイナーの成分と合わせて「なぜ効果が出るのか?」の理由を紐解いていきます。
体重を増やす効果はある
ウエイトゲイナーで体重が増える理由は内容成分の「豊富なカロリー」と「豊富な糖質」が理由です。いっぱい食べてカロリーを摂取すれば太る」というのはご存知ですよね。
ウエイトゲイナーは”たくさんの食事を食べれない”人や代謝が良すぎて”いっぱい食べても太れない”人が利用するサプリメント。「食べれないなら飲んでカロリー摂ろう」というのがウエイトゲイナーの役割です。
逆にいうと鶏のササミと米をたくさん食べることができればウエイトゲイナーはいらないということになります。
- 豊富なカロリー
- 豊富なタンパク質
- 豊富な糖質
実際の成分量はどの程度なのか見ていきましょう。上の画像はマイプロテインというブランドから販売されているウエイトゲイナー。下の画像は成分表になります。
体重を増やすための成分を詳しく見ていきましょう。
栄養素 | 1食あたり |
---|---|
エネルギー | 2102kj/502kcal |
脂質 | 7.8 g |
→飽和脂肪酸 | 0.6 g |
炭水化物 | 62 g |
→糖類 | 17 g |
タンパク質 | 35 g |
食塩相当量 | 0.4 g |
表の数値を見ていただくとわかる通り、脂肪の原因となる脂質の摂取を抑えながらカロリー、糖質、タンパク質を効率よく摂ることできます。
いつもの食事に追加でウエイトゲイナーを飲むことでカロリー摂取量が増え、体重を増やすことができます。
太る効果はある
「太る=体を大きくする」ためには筋肉肥大が必要。前項の成分表でも見た通り、ウエイトゲイナーは炭水化物も同時に摂取することができます。
炭水化物は運動する時やトレーニング時に必要な糖分(グリコーゲン)のみなもと。タンパク質と同時に摂取することによって筋肉の肥大を助けます。
簡単に説明すると糖質制限ダイエットと逆のことをやることによってどんどんバルクアップして体が大きくなっています。
体を大きくするために必要なこと
- タンパク質
- ビタミン類
- 糖質
- 適度なトレーニング
筋肉を増やす効果は筋トレしだい
ウエイトゲイナーはタンパク質も豊富なプロテインなので筋肥大を助ける栄養素はありますが、飲んでいるだけでは筋肉は増えません。
筋肉をつけるためには適度なトレーニングが必要。
筋トレによって筋繊維の破壊と再生を繰り返すことによってバルクアップして肥大します。その際に必要なのが栄養素がタンパク質やビタミン類、炭水化物になってきます。
必要な栄養素はウエイトゲイナーに備わっていますが、トレーニングだけは努力次第ということになります。
トレーニング不足でウエイトゲイナーを飲むだけだと、余った栄養素が脂肪などに変わってしまうで「トレーニングとプロテインのバランス」は大切になります。
ですが、栄養面でみると適度なトレーニングとウエイトゲイナーはバルクアップするには最適なプロテインと言えるでしょう。
体重を増やす効果はある
「ウエイトゲイナーの摂取」と「筋トレ」を繰り返していくと効率よく体重を増やすことも可能。筋肉は組織の密度が高いため脂肪よりも重くなっています。
筋肉と脂肪の比率は以下の通り。
筋肉 1.1:0.9 脂肪
参考:グリコ
例えは1リットルのサイズの脂肪と筋肉を比較した場合の重さは「筋肉1,100g」で「脂肪900g」となります。
ウエイトゲイナーにはタンパク質も豊富に含有されていますのでプロテインの活用とトレーニングによって筋肉を増やしていけば、体重もおのずと増えていくということになるわけです。
ウエイトゲイナーの効果的な飲み方
ウエイトゲイナーは基本的に通常のホエイプロテインよりも量が多くなっています。多い理由はタンパク質だけでなく多くの炭水化物を含有しているから。
ここからはウエイトゲイナーの効果的な飲み方を紹介していきます。
- メーカー推奨量の違い
- 自分に合った量を飲む
- 効果的な飲み方
特に海外と国産ブランドによって推奨量は様々。栄養成分を見つつ飲み方を決めていきましょう。
メーカー推奨量の違い
ウエイトゲイナーの飲み方(粉の量)は販売メーカーによって異なります。日本メーカーのザバスやビーレジェンド、グリコなどのウエイトゲイナーは比較的に量が少なめ。
それに対して海外メーカーのウエイトゲイナーは規格外の量が推奨とされています。
上の画像はAmazonで人気のチャンピオンというブランドのヘビーウエイトゲイナーという商品。作り方は以下の通り。
- 4scoopsは付属のスプーン4杯
- 粉20fl oz=591㎖(1オンスは29.57㎖なので20✕29.57=591㎖)
- 水か牛乳で混ぜて飲む
更に簡単に説明すると、
- プロテインを付属のスプーンで4杯入れる
- 水か牛乳600mlをいれる
- シェイクして飲みましょう
実際に作ってみるとドロドロの液体になります。日本人が飲むとお腹痛くなりますし、規定量だけで作るのは得策とはいえません。
600mlのシェイカーだと半分(160g)くらい粉で埋まります。それに対してザバスのウエイトゲイナー(ウエイトアップ)なんかは付属のスプーン3杯(21g)。
海外の商品と国産商品というだけで粉の量は8倍の差があります。
自分に合った量を飲むと効果的
ウエイトゲイナーは自分に必要な炭水化物やカロリー、タンパク質に合わせて飲む量を調整しましょう。
お腹の具合やトイレの事情に合わせるのもいいです。
ウエイトゲイナーは体に悪いという記事でも解説していますが、無理に飲みすぎずにうまく付き合っていきましょう。
ウエイトゲイナー効果的な飲み方
ウエイトゲイナーで体を大きくしていく効果的な飲み方のコツはしっかり食事を摂った上でウエイトゲイナーを飲むこと。私が1ヶ月で3kg増やした時の例は以下の通り。
- 3食満腹に食べる
- ウエイトゲイナー1日2杯
- ウエイトゲイナー1回80g摂取
腹八分や1日3食だけだと代謝がいい人や運動量の多い仕事をしてる人は体重を増やしていくのは難しいです。
痩せやすい体型の人がトレーニングを取り入れると更に痩せるのは必須。
バルクアップを目指すならお腹いっぱいご飯を食べて、更に間食時やトレーニング後にウエイトゲイナーを摂取していきましょう。
上記のような食事とウエイトゲイナーによるカロリーアップを計るとみるみる筋肉と体重が増加していきます。
ウエイトゲイナーは増量効果大【1ヶ月】で3kg増
ウエイトゲイナーの飲み方は人それぞれですが、体重が増えない人は運動量が多くて痩せてしまっていることが多いです。
もし、ウエイトゲイナーを飲んでも効果を感じない人は食事量が落ちているか、ウエイトゲイナーを飲む回数が少ない可能性が高いです。
ウエイトゲイナーを始めると、お腹がいっぱいだから食事を減らしてしまうことが多いので気をつけましょう。あくまでカロリーをオーバーしないと体重や筋肉は増えません。
- ウエイトゲイナーは糖質、カロリー、タンパク質を豊富に摂取できる
- 食事とウエイトゲイナー摂取で太れる
- 筋肉、体重、はトレーニング次第で大きくなる
- 食事は減らさない
トレーニングと合わせてウエイトゲイナーを活用することで効率よく体重や筋肉量を増やせます。「たくさん食べることができない人」や「痩せ方体質の人」は一度使ってみると良いでしょう。
ウエイトゲイナーが気になっている方のためにおすすめのウエイトゲイナーの紹介やデメリットを解説している記事もあるのでご覧いただければと思います。
ではでは。