ついに可変式ダンベルデビューしました。はっきり言ってサイコーです。
ただ買う前はかなり悩んだので実際に使ってみて「良かったこと、微妙なところ」を書いていきます。
「使い心地が気になる」
「デメリットあるよね?」
「どんなタイプを選べば良いのか決められない」
「価格もそれなりだし買うべき?」
こんな悩みを抱えているトレーニーは参考にしていただけたらと思います。
本記事の内容
- 可変式ダンベルのデメリット
- 可変式ダンベルのメリット
- 購入時の選び方
- 普通のダンベル買うのはもったいない
使ってみた感想としてデメリットは少しありますがメリットの方が大きいので買って損はしないかと。
むしろトレーニーなら1つは持っておくべき器具ですね。
もくじ
可変式ダンベルのデメリット
使ってみてわかった可変式ダンベルのデメリットを紹介していきます。
- 音がうるさい
- 幅がデカい
- プレート落ちてきそう
- 重い
デメリットと言ってもこの程度。これは嫌だなと言うのがあったら購入はやめておきましょう。
音がうるさい
可変式ダンベルはワンタッチで脱着できるおかげでバーとウエイトに隙間あります。
これが上下運動時に「カチャカチャ」鳴るんですよね。ジムでよく聞く「カチャカチャ」音が気になる人は微妙かもしれません。
ただ気にならない人がほとんどだと思うので特に問題ないかと思います。
幅がデカい
可変式ダンベルはウエイトがいっぱい付いてるから長いです。
- 重りが多いほどデカいし長い
- 普通のダンベルの1.5倍
- 受け皿もある
部屋が狭くて置くスペースがない人は検討した方がいいかもしれません。スペースを気にしないなら全く問題ないですね。
ブロック式は受け皿がないので本体だけのスペースで良いです。
プレート落ちてきそうで不安
使い始めの頃はカチャカチャ音とプレートが動くので落ちてこないか不安になります。
- ダイヤルやレバーがちゃんとハマっているか確認
- キチンと切り替えができていれば問題なし
「切り替えスイッチが甘噛でプレートが落ちてきた」という人もいるので重さを変える時は十分気をつけましょう。
重い
可変式ダンベルは20kg〜40kg程度の重さがオーソドックス。5kgとかのダンベルに比べたら重いですよね。
こんな重いダンベルはホームジムを作っている人でない限り自宅にはあまり置かないかと。
- 落とした時の床が抜けない対策を
- 一人で限界の重量を扱わない
少し重い重量でトレーニングするとダンベルを落としかねないのでマットやクッションを筋トレルームに敷いた方が無難。
床の強度に関してはホームジムの床が抜けた事例で解説しています。
可変式ダンベルのメリット
ここからは可変式ダンベルのメリットをお話ししていきます。
- 小スペースで高重量
- 一瞬で重量変更できる
- ドロップセットが快適
- 高重量で筋肉発達
可変式ダンベルはデメリットもあるんですが「筋肉を大きくする」にはメリットの方が大きいです。
小スペースで高重量
上の写真のように何個もダンベルを揃えるなら可変式ダンベル1つでまかなえます。
低重量から高重量まで揃えたいなら可変式ダンベルを最初から購入すべき。
- 肩を鍛えるときは低重量(2kg〜5kg)
- 胸や腕を鍛えるなら高重量(10kg〜40kg)
上記のように部位ごとで扱える重量は変わってきますが、可変式ダンベルが1つあれば全身トレーニングができちゃいます。
ズラッとダンベルを揃えるよりは小さいスペースで済むのもメリットが大きい。
一瞬で重量変更できる
トレーニング中、キツくなって重りを下げたい時ってありますよね。
ワンタッチでスムーズに重量変更できるのでトレーニングの熱を冷ますことなく次のトレーニングにいくことができます。
- ダンベル置きに戻す
- レバーを好きな重量に変更
- 持ち上げる
本当にこれだけなので簡単。メリットだらけなのです。
ドロップセットも快適
重量変更が容易になることによりドロップセットでのトレーニングが素早く、重量も小刻みにできるようになります。
高負荷から始まり徐々に負荷を落としていくトレーニング。例えばアームカールの場合、最初は15kg×10回、次に10kg×10回、7kg×10回、5kg×10回といったように限界まで追い込むトレーニング
2kg毎とかの細かく設定してある可変ダンベルを選べばドロップセットも可能。
高重量で筋肉発達
安価なダンベルは10kgの砂の詰まったダンベルもありますが、鉄のプレートがついているダンベルは20〜40kgの物が多いです。
高重量は筋肥大に抜群の効果があります
やはり筋肥大には重量を上げていくのがセオリー。
「自重トレーニングに限界を感じている人」、「自宅でも筋肥大していきたい人」は20kg以上の可変式ダンベルでトレーニングの負荷を上げていくのが良いですよ。
可変式ダンベルの選び方
可変式ダンベルは正直メリットの方が大きい。ここからは購入する際の選び方を紹介していきます。
- 用途や必要な重さで選ぶ
- オンザニーするならブロック式
- 2〜3kg毎の可変が良い
- 初心者は20kg・中級者は40kg
体験談から説明していきます。
用途や必要な重さで選ぶ
可変式ダンベルは大きく3種類があります。
- パワーブロック
- ダイヤル式
- フレックスベル
それぞれの可変式ダンベルの特徴はこんな感じ。
メリット | デメリット | 価格 | |
パワーブロック | 高重量(20〜40kg)、プレートが小刻み1kg毎、オンザニーがやりやすい | デカい、箱型 | 10000〜60000円 |
ダイヤル式 | コンパクトで持ちやすい | 重量少ない(20kg程度)。プレートが2.5〜5kg毎 | 4000〜30000円 |
フレックスベル | おしゃれ、見た目がダンベル、プレートが小刻み(2kgごと)、オンザニーがやりやすい | ブロック式より重量が少ない(20〜30kg程度) | 25000〜65000円 |
重量やプレートの枚数によって値段にかなり幅があります。「重いもの、刻みが多いもの」ほど価格が高くなっています。
よくみてから購入しましょう。
- とにかく重さが欲しい
- 重量は細く刻めた方がいい
- ベンチで胸を鍛えたい
- オンザニーももちろんする
ガチでトレーニングする人や、これからどんどん重量を上げていきたい人はブロック式を選んでおけば間違いなし。
お次はダイヤル式
- 予算少なめ
- 20kgあれば十分
- 初めて買うからお試しで使ってみたい
- 筋トレを始めたばかり
- 5kgごとの可変でも問題ないよ
ダイヤル式は最高20kg程度なのでベンチを使って胸トレするような人は重量が足りなくなってきます。なので割と初心者向けなダンベル。
お次はフレックスベル。
- おしゃれなトレーニングルームにしたい
- スッキリとしたデザインが好み
- 重量も32kgあれば十分
- 2kg毎の可変でOK
- 箱型よりもダンベル型が好き
フレックスベルはスマートなダンベル型で重さも20kgと32kgから選べるので重さもそこそこあります。
「おしゃれトレーニー」におすすめしたいダンベルですね。
1〜3kgの可変がおすすめ
繰り返しになりますが重量は細かく刻めた方がいいです。5kg刻みだとトレーニングの幅が狭くなるんですよね。
- 5kgは余裕だけど10kgだとキツい
- 20kgのセットの次が15kgだと軽すぎる
などなど実際に可変ダンベルを使ってトレーニングしてみると分かりますが重量は細かいほど微調整が効いていいんです。
フレックスベルやパワーブロックは細かい設定が基本ですが、ダイヤル式はプレート枚数や何キロ刻みなのか確認してからの購入が無難。
初心者は20kg・中級者は40kg
筋トレを本当にやってこなかった人は20kgのダンベルでも十分トレーニングができます。
ですが今までに部活や運動をしてきた人たちが可変式ダンベルを使ってトレーニングを始めるなら30kg以上のダンベルがおすすめです。
筋肉がついてくると20kgじゃ重量が足りなくなります
- 今まで筋トレしてこなかった→20kgの可変式ダンベルでもOK
- 運動や筋トレの経験がある→30kg以上のダンベルの方が無難
私は20kgの可変式ダンベルを購入。
最初はダンベルベンチプレス15kgでもキツいと思っていましたが、最近では20kgでも上がるようになってきたので買い替えを検討しています。
不安な人はジムに行ってどのくらいのダンベルが持ち上がるか試してみるのもいいですね。
20kgが持ち上がるならそれ以上のダンベルを購入しましょう。伸び代がありますので。
【まとめ】デメリットあるけど買ってよかった可変式
可変式ダンベルはデメリットはありますがやっぱりメリットの方が大きい。最後にデメリットとメリットをまとめていきます。
- プレートのカチャカチャ音が鳴る
- ダンベルに比べると幅がデカい
- プレートが落ちてきそうな恐怖感
- 落とした時のクッション対策を
- 小スペースで高重量
- 一瞬で重量変更できる
- ドロップセットが快適
- 高重量で筋肉発達
トレーニング時の重量が増えると筋肉の発達も早いし、自宅ですぐトレーニングできる環境は最高です。
私も可変式ダンベルを手に入れてから大胸筋の成長が半端ないです。
個人的には可変式ダンベルのデメリットなんてほぼ無いに等しい。
なので自宅トレーニングを頑張ろうと思っている人なら最初に揃えてもいいレベルの筋トレ器具かなと思います。
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